ゲスト卓話
地域社会とロータリー国際ロータリー第 2620 地区パストガバナー
「ロータリーの友」 委員長
髙野 孫左ヱ門様
本日は、地域の中にあるロータリークラブがいかに大事かについてお話をしたいと思います。みなさまに質問です。1つ目は「なぜロータリークラブに入会しましたか」。私は「誘われたから」です。多くの方も同じだと思います。
2 つ目の質問は「ロータリークラブの会員はどのような人達ですか」。私の答えは、自分の職業が地域社会の役に立つよう日々努力している人達の集まりです。人間力を磨き上げている人達の集まりがロータリークラブだと思います。
3 つ目は「ロータリークラブはどのようなことをしているのですか」。先ほどお話したような人々が交流し、お互いを高め合う例会を開催し、地域社会・世界が必要とすることに応える活動を行うことです。
4 つ目は「なぜロータリークラブの会員であり続けているのですか」。私は 1988 年に入会以来 37 年、ロータリーの理念や活動が自分の価値観に合っているからです。
5 つ目は「あなたのクラブを代表する活動は何ですか」。クラブを代表するプロジェクトや積み重ねてきた良いことについて語り合う機会を持つことをお勧めします。
ロータリークラブは 1905 年に誕生し、120 年以上続いています。その理由は「変化と対応」、そして「良いことをする」という理念にあると思います。ロータリー財団は「世界で良いことをしよう」という標語のもと設立されました。また 1988 年からの「END POLIO NOW」運動も代表的な活動です。
大事なことは「ロータリーの目的」です。「意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある」。唯この一文のみがロータリーの目的です。この理念を考え、語り合い、求めていくことがロータリーの活動です。
もう一つが「4 つのテスト」です。「言行はこれに照らしてから」とあるように、他人に求めるものではなく自らに問いかける倫理の指針です。また「ビジョン声明」はロータリーのありたい姿を示します。一人でできることは限度があるので、みんなで一緒に何かをすることの方が広がりが大きいという理解です。
「ロータリーの目的」「4 つのテスト」「奉仕の理念」「中核的価値観」「ビジョン声明」「行動計画」を共有する人々がロータリーを形成しています。目指すのは地域でなくてはならないクラブづくりとポリオの根絶です。
国際ロータリー理事会は 2015 年、「ロータリーは時代に追いつき、適応し、将来への備えをせねばならない」と決定しました。各クラブも同じです。ありたい姿を描き、実行していくことが求められます。
クラブを分類すると、①帰属感が高く奉仕活動も積極的な「活性クラブ」、②居心地は良いが何もしないクラブ、③奉仕活動はするが会員が定着しないクラブ、④何もしない「限界クラブ」に分かれます。自分たちのクラブがどこにあるかを考え、新会員が入りたいと思う魅力あるクラブづくりが必要です。新会員は話しやすく助け合い、挑戦を受け入れてくれるクラブを望んでいます。
ロータリーは 3 つのステージで構成されます。1つ目は基盤であるクラブ。地域にどう貢献できるかを考えることが大切です。2 つ目は会員。奉仕の理念で結ばれ、学び語り合うことが必要です。そのためのツールが「ロータリーの友」です。3 つ目は奉仕活動。国際奉仕、社会奉仕、職業奉仕、青少年奉仕、クラブ奉仕の「5 大奉仕」があります。職業奉仕は自分の職業を地域の役に立つものに磨き上げていくことです。
「障子をあけてみよ、外はひろいぞ」。トヨタ創業者の言葉です。ちょっと勇気を出して、障子を開け、外を眺めてみると座っているだけでは見えない景色が見える。そして、それに何かインスピレーションを得ることができれば、自分の行動が変わってくるという内容です。私の大変好きな言葉です。
甲府シティロータリークラブが地域で活発に活動し、影響力を発揮されることを願っております。