ガバナー卓話

ガバナー卓話

 国際ロータリー第 2620 地区ガバナー 稲葉 雅之様

 本日は、フランチェスコ・アレッツォ RI 会長のメッセージや地域の現状をもとに、奉仕について考えたいと思います。

 会長のメッセージは「UNITE FOR GOOD(よいことのために手を取りあう)」。課題や目的に共感し、笑顔で協同・奉仕しようという呼びかけです。キーワードは「パートナーシップ」。ロータリアン同士や他団体との連携、さらに時間軸のパートナーシップ――すなわち前年・次年リーダーとも手を取りあいましょう。「私たちが共に行動すれば、世界を変えられる!」ということが言われています。

 アレッツォ RI 会長は、成長のために「革新」「継続性」「パートナーシップ」を柱とし、「会員増強」「継続性の重要性」「パートナーシップの力」及び「次世代へつなぐロータリー」を掲げています。若い世代や女性が活躍できる環境づくりとともに、永年支えてきた会員を大切にすることも欠かせません。地区としては、「UNITE FOR GOOD」に対し、「The fi rst to act―Rotarians(ロータリアンから始めましょう)」と返します。私たちから始める手を出し、一歩進みましょう。

 奉仕の現状として、米山奨学生制度では米山奨学生世話クラブの希望数は増えているが、奨学生は足りなくなっています。青少年交換事業ではフランスとハンガリーから留学生を受け入れました。地区賦課金は 1 人当たり1000 円値上げとなりましたが、活動資金確保のため会員増強と効率化が課題です。クラブ会長とガバナーがオンラインで情報共有する「クラブサポートミーティング」も始まりました。

 奉仕の具体的視点として、①ミャンマー支援ではロヒンギャ民族だけでなく貧困地帯全体に支援を広げ、優先順位の視点を問うこと、②日本で働くミャンマー出身者など外国人労働者への理解を深め、平和への共感を広げること、③ポリオ根絶活動「会社 de ワクチン」運動を通じた社会への発信が紹介されました。紛争地ではワクチン接種が難しく、紛争がないこと、平和であることが求められています。

 最後に、私は入会数年目に「ロータリーの例会は人生の道場、人づくりの修練の場である」という米山梅吉の言葉に出会いました。この修練にこそ楽しさがあると思い、ロータリー活動を続けています。